ちょっとした言い訳

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以前ぴーかん事務所に勤めていたスタッフの一人が、神戸の方へ仕事に来たついで遊びに寄ってくれました。世間話をしている内に当事務所のサイトの話になる。庄司さんはホームページの構築に時間を掛けすぎです。その時間を別な事に向けた方がいいんじゃないですか。と、釘を刺された。まま、ごもっとも。

今年の始め気分転換にブログを変えたのが発端で、サーバーの不具合やらに巻き込まれた勢い、本サイト諸共作り直してしまったから、言われる通り結構時間を費やしてしまったのは確か。その上、ブログの組み立てが分かって来るとついついのめり込み、アレコレ細かい所が気になり始めて、ますますのめり込んでしまった。そろそろ落ち着いたとは言え、ブログ構築関連の記事を見つけてしまうと、うっかり時間を忘れて読んでしまったりする。

言い訳をするつもりでは無いが単に言い訳にしかならないのだけど、以前からホームページやブログをやっていると、建築に通じるものを感じてしまう。全体のデザインからディティール。構成やら使い勝手など、その組み立てを考えていく作業が建物の間取りやデザインを考え進めるのに近い。静的なグラフィックでは無く、動的な要素があるからだろうか。ここまで来てもらったら次の扉を開けてください。廊下に突き当たったら右に曲がって下さい。そこでクリックです。そんなイメージを頭の中で描いてみる。

独立し始めたころ FLASH というアプリケーションにしばらくのめり込みました。もともとアニメーション好きだったこともあり、お手軽にアニメが作れるというソフトです。ご存知の方も多いと思いますが、今ではホームページ上のアニメーションや動画、必要ないのに動いているナビゲーションなど、インターネットの世界で最前線のインタラクティブ技術となっています。その FLASH を使ってアニメーションやインタラクティブなグラフィックなどを作って遊んでいたのです。図に乗ってコンテストに応募したりすると、佳作だったか何かの賞もいただけました。ともかく、こうしたギミックな仕掛けに非常に弱いのです。ブログもしかり。
その後 FLASH については中村勇吾という方のサイトを発見し、これはオレには出来んと観念したところで一気に熱は冷めました。当時の自分にとってそれだけスゴい衝撃がありました。

話が少しそれますが先日、宮崎駿監督の出演したNHKの番組を録画で観ていて、宮崎監督は「人に楽しんでもらいたい一心」でアニメーションを続けていたと話しをしていました。先の中村勇吾氏もあるサイトのインタビューで同じ事を言っています。クリエーターとして当たり前すぎる答えかもしれませんが、僕自身もそうでありたいと思います。建築もサイトも「人に楽しんでもらいたい」それを目指したいと思います。

えらく長い言い訳でしたが、元スタッフの言葉から「ナンデこんなにやってんの?」という素朴な心の揺らぎに、たまたま最近観た中村勇吾氏、宮崎駿監督の言葉を思い出した次第です。まだまだ次元が違いますが、そう思ってもらえる様にやって行きたいのです。

ちなみに中村勇吾氏は、もともと建築家志望からウェッブデザイナーに転身した方です。それを知った瞬間はかなり揺らぎましたが。(笑)

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