サンケイホールブリーゼ

SANKEI HALL BREEZE

先日、親父から「バックヤード見学会」を誘われたので、西梅田に新しく建て変わった「サンケイホールブリーゼ」を覗いてきました。ドイツの建築家クリストフ・インゲンホーフェンという方がビルの基本デザインを手掛けています。

普段は見る事の出来ない楽屋裏や奈落を1時間程掛けて案内してもらいます。900人ほど入る中規模の客席で大まかな説明を受け、まずはステージに上がらせてもらいました。ちょっとした余興付きで、15人程の見学グループが舞台上に一列に立たされ、緞帳の幕開けから見学はスタート。幕が開けて、スポットライトが当たり一般の見学客の皆さんが拍手をしてくれたりして、ひと時人気俳優にでもなった気分。ちょっと恥ずかしい感じですが、楽しい体験です。
舞台上の装置の説明の後、楽屋裏に行って、主役の役者さんが入る楽屋、大部屋、奈落の下の様子。音響や照明のブース内など、丁寧な説明を受けながら一巡してきました。思った以上にゆったりとしていた印象ですが、使い始めればそれでもきっと狭いのでしょうね。ホールのインテリアは黒を基調に、装飾のないシンプルな感じです。機材を隠さず大きなスタジオ風な印象でしょうか。対して楽屋裏は真っ白でした。撮影はご遠慮願います。とのことで、写真のご紹介できないのがちょっと残念。

奈落の底の倉庫には、グランドピアノが2台置いてありました。今回の新ホールの為、調律に1000万掛けてアメリカに渡ったのだそう。ジャズピアニストのキース・ジャレットに持って帰りたいと言わせた世界で数台の名器だそうです。

舞台の緞帳は、朝倉摂デザイン。舞台に立って緞帳が降りて来たとき、緞帳の真ん中に「火の用心」の大きなワッペン。よく見ると少し右に傾いています。右肩上がりに火の手が上がらない「おまじない」だそう? 緞帳の裏には必ずあるのだそうですが、最新の設備がある中にこんな風習が残っているのがちょっと面白い感じでした。

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