学生時代に「唐長」という京唐紙の伝統工芸工房にお世話になりました。
その後も何度か機会はありましたが、ずっと顔を見せる事もありませんでした。
今年の春先、前の勤め先の親分から、唐長の奥さんがお前に会いたがってる。という突然の電話。
なぜにまた、それまで共通した知り合いでも無かったハズなのに?
その後も親分から何度か催促されていたのですが、なかなかタイミングを見つけられませんでした。
で、先日ようやく唐長の奥さんに会いに、ショールームを訪ねました。
ショールームに着いた時、奥さんはまだお店に来られておらず、
しばらくすれば来られると言う事で、スタッフの方に店内を先に案内して頂いていたのですが、
案内も最後になったころ、どこかでお会いしていませんか。
とスタッフさんから声を突然掛けられ、よくよく聞いてみると、
2年前に淡路島で活動される家具作家さんの工房へ遊びに行った際、
大学非常勤講師時代に教えていた学生が、以前よりその作家さんと交流があり、
たまたまの偶然に、ほぼ同じタイミングでその工房に遊びに来たのです。
その時、一緒について来られていた教え子の友人がそのスタッフさんだったのです。
話をそんなした訳でもなかったのによく顔を憶えていましたね〜と感心していた時に、
唐長の奥さんが渋い和装で来られました。
小一時間の予定のつもりが、あれこれ昔話になり4時間も過ごしてしまいます。
そもそもこの日、少し前これまた12年ぶりぐらいに再会した友人を誘っての出来事です。
唐長さんを後にした後、友人とまた昔話に居酒屋で花が咲き、帰りの最終電車を逃す始末。
たまたま関連した仕事先だったとは言え、前の事務所の親分が僕と唐長さんのつながりを知り。
偶然の重なりから、いろいろな繋がりが糸をほぐす様に現れました。
唐長の奥さんとの会話の最後には、
これまた学生時代にお世話になった東京の建築家の方と親しくしているという話。
その上、この日誘った友人は、教え子が勤めていたデザイン事務所の親分と、
自宅近くの飯屋さんでたまたま話をした事がある。とまで。
世の中、広いようで狭い。
ここに書かなかった偶然を書き足せば、どこで縁が重なるのか、まるで分かりません。

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