手探り

grope

美術家杉浦隆夫さんの展覧会を観に兵庫県立美術館に行ってきました。
部屋の一つを区切って発泡スチロールの粒でできたプールが広がっています。
さらさらした白い砂漠のようであり、きらめく水面のようであり。
その中に美術館が所蔵する彫刻作品が5点埋もれています。
ロダンありムーアあり。学芸員さんの了解のもと躊躇すること無く
美術作品を触感で楽しむことが許されます。
その白い粒をかき分け手探りで美術作品を鑑賞するという企画です。
発泡スチロールの粒はひとつひとつはほとんど質量を感じないものですが、
そのプールの中にはいると微妙な抵抗感があり、心地よい感じがします。
じっとしていると適度に暖かい。
大人になっては恥ずかしくてできなかった砂遊びのようでもあります。
普段意識しない触感が記憶に残りました。
形を探るのに、視覚に頼りっぱなしであったことがより認識されます。
最終日ということもあって、2時間半待ちの整理券で入浴?でしたが、
とても良いリラクゼーションでした。

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