鉛筆とシャーペン

現場で大工さんが使っている鉛筆。文房具屋さんでは、見たことが無い。
建築用鉛筆。現場で時たま見かける。
書き味が違うのだろうか?幾人の大工さんに聞いてみると、折れにくいのだそうだ。
写真の鉛筆の硬度は2H。さて、他の2Hより硬いの?どうなんだろう。
大工さんの一人はコレで無ければ、UNIだそうだ。どことなくこだわっている。
確かに高い鉛筆の書き味はなめらかで、線を引く時の引っ掛かりがない。
日々デッサンを繰り返していた受験時代。
HiーUNIは高くて、普段はUNIを愛用していた。
小銭をはたいて使ってみると(そんな訳はないが)うまくなった気がした。
デッサンをやり始めたころ、固いモチーフには硬い鉛筆、柔らかいモチーフには柔らかい鉛筆。
6Hから6Bまでナイフとフォークみたいに取り揃え、気合いだけはイッパシだった。
なのに鉛筆のせいには出来ないが、最初の受験は大失敗。
役に立たないおまじないだった。
次の年、通った予備校の方針でHB一本になった。かろうじてだろうが、なんだろうが合格できた。
道具は揃えりゃいいってもんじゃない。と身に染みた最初の経験のはずだった。
数年経ち、
そんなことをスッカリ忘れ、建築を勉強しはじめるとシャーペンに凝りだした。
0.3、0.5、0.7、0.9、と今度は太さを揃え始めた。どうやら懲りていない。
がある時、一本のシャーペンだけで豊かな表現をする人に出会い衝撃を受け、
完璧に感化され以後、0.5一本になった。
そうした経緯の中でも、最後に気に入っていたシャーペンはTOMBOの製図用だった。
重心がやや前目。そのバランスが微妙に良かった。
長く愛用していたシャーペンは、つや消しのマットな表面がすっかりツルツルになっていた。
先が折れて使えなくなったシャーペンを、今も捨てきれずに置いている。
モニターを眺めマウスをグリグリしてる今も、実は同じ様な事をしている。
自宅には、受験時代にケースで揃えていたUNIが今も大量に残っている。
マウスを持ち替えて、もっと鉛筆を持たないと。と思う事が最近増えた気がします。

カキノイエ:リビング、バスルーム

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