きざみ

KIZAMI

今月末あたりの上棟に向かって作業が進む工務店さんの工場へ、
木材の刻みの様子を拝見しに伺いました。
材料を寸法に整え、仕口や継手などジョイント部分を仕上げる工程です。
棟梁を含め3人の大工さんが梁や桁など、横向きになる材料を順を追って仕上げていました。
棟上げ当日には、合計10トン車分の材料が運び込まれる予定。
エライ事になりそうです。
この工程では普段、プレカットという自動化された工場で材料の刻みが行われます。
今回はたまたま若い見習い大工さんの練習?という事もあって、
棟梁が付きながら、全ての材料が手で刻まれることになりました。
これからはますます無い機会だろうと、スタッフを連れ立って伺った次第です。
手で刻んだ方が大工も愛着が湧くんですよ。と社長さんのお言葉。
そうか、図面も手で描く方が。。。と思いつつも。
自動化された機械についつい流されそうです。

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Comments 0

  1. hifumiyo 20051120

    tanaka さん、コメントありがとうございます。
    ものの生産性が高くなる事自体は良いことに間違いは無いのでしょうが、
    時間がかかったとしても昔ながらの丁寧な技術の継承がなくなることは、間違いなく危険な事です。
    大量生産のものだけで世の中が埋もれると、きっと寂しい事になるのでしょうね。
    需要が無くなれば、こうした手の技術はますます特別なものになってしまいます。
    それは、本来あるべき豊かさを見失うことかもしれません。
    設計をしていくなかで、こうした技術を正しく理解して、
    一つでも良いから取り入れておきたいとよく思います。

  2. tanaka 20051119

    今でも手作業されることがあるんですねー、なんだか材木に手書きの文字が書かれてる画像を見てシミジミした気分になりました。
    私が子どもの頃には、カンナでけずった鰹節みたいな薄いけずりくずとかを、大工さんがくれたりしたんですよ。木に線をひく道具とかもみんなが持ってはったし。
    でも今の大工さんはプレカットされた材木を組み立てるだけ、って聞いてたので、今回のブログの記事にじーーんとしました。
    たとえ練習?であっても、こんな経験できる若い大工さんってイイですね。

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