調子乗り

kaidan

現場で平面の図面が立体になっていく様は、
計画中に模型や3Dで検証していたとはいえ、まだまだ感動があります。
実際に自分が手を動かして造る訳ではありませんから、
アイテムが組み上がり、想像していたイメージがリアルに変わって行くと、
こんな風なものが作りたい、あんな風にならないか、
現場に要求するレベルがついつい調子に乗って高くなっていくものです。
自分なりに図面の上では、ああして、こうして、どうすれば実現するのか。
悩んだ図面を小脇に抱えて、現場のタコ部屋に拡げ監督や棟梁と相談していきます。
あれは無理。それは無理。これならまあいいか。どってことない。
棟梁のありがたいお言葉を頼りにします。
自分が考えていたよりもずっと、理にかなった仕舞をしてもらえた作業を見つけると、
実際に手を動かしながら身につけた大工さんの経験には、
まだまだ遠く及ばないものだと実感し、またまた調子に乗ってしまうのです。

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