大津市役所別館の階段

大津市市役所別館の吹き抜けホールにあるコンクリートの階段造形がなかなか恰好良い。なにげに手が込んでいて見ほれてしまう。役所の職員さんが行き交う中でこんな写真を撮っていると結構怪しい。

打ち放しコンクリートの低めの手摺壁からおもむろに、スチール手摺のための受けプレートが飛び出ていた。これを見つけて、さらにおぉなんと手の込んだ!と驚嘆した。出来上がってしまえばなんて事なさそうな細部だけど、このようにするに図面から施工からとても気を使う。コンクリートが打ち込まれる時には既にプレートはきっちりセットされていないといけない。打設の時もコンクリートに押されて傾いたらみっともない。

後付けなら出来上がりを見て調整もできるけど、言わば駆け引き無しの一発勝負である。型枠を外した時にコンクリートが欠けた場所が、補修などせず隠さずにそのままにしてある。建築当時、現場の職人と一緒になって管理していた設計の方の姿勢が見える様な気がした。

 

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