はーどでぃすくの箱

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しばらく前に自宅テレビの録画用に、Logitec というメーカーのハードディスクをネット販売で購入しました。届いた箱の外身はずいぶん質素な感じでなんだか印象が良い。エコを意識した今時のパッケージデザインと言ってよいだろうか。
で、開けてみて中の梱包を引き出してみて、実は驚いた。外身と同じ段ボールで組まれた様子は特別な訳ではないけど、見た目がなんだかちょっと可愛い感じがする。さらに開き始めると、見慣れた梱包はちょっとバラケタ感じがするか、切り目に引っ掛けただけぐらいに見えるものだが、この梱包はずいぶんしっかりしているし、細かく分かれることもなくフタとハコの二つにしか分かれない。普段見慣れた感じとちょっと違うと思い始めた。
ハコは段ボールがさらに複雑に折り込まれており、オスメスの噛み合わせで一切ノリは使われていない。奇麗に開けると、ほぼ一枚の紙に拡がる。見事な折り紙細工だと感心してしまった。組んだ時には、衝撃を減らすように中身のハードディクスを中空に浮かすようになっている。なにしろ無駄が本当に少なくスバラシい。このパッケージを考えられたデザイナーさんかメーカーさんは、悩むぐらいによく考えたのではないだろうか。

それに比べると建築の現場は、実に無駄が多い。時には3分の1も使っていない材料が捨てられている事もある。1点ものが基本な建築は、もちろんこうしたパッケージデザインのようにいかない事はもちろん理解出来る。監督さんの数量の拾い出しがたいへんなのも分かる。全てではないが、材料よりも手間代が高価なのも分かる。でも、決して安くはない材料がこの現場ではもういらないからと、持ち帰っても置き場所が無いと、無駄にする場面は少なくないのが実情だと思う。
建築の設計やデザインを考える時には、せめて材料のサイズを理解し、必要以上の無駄が無いようにすることは大事なことだ。ゴミの無い現場の実現は難しい話だけど、一人一人が意識しないと変わるものでもない。

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