崖の上のポニョ

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久しぶりに映画に行きました。「崖の上のポニョ」。しかも公開初日の最初の上映に行くなんて、何年ぶりかな。ヨメさんが義姉と初日に行くと聞かされ焦って同行、全編手描きのうたい文句?に心動かされた感ですが、大昔からの宮崎ファンとしてはここ数年の超大作?物より、素直に良かったと思いました。
CGを使う使わないでは無く、技巧的に凝って観ている時は圧倒されても印象に薄い映像では無く、素朴に描きつつもダイナミックな動きの表現に余韻が残せるのは、やはり宮崎アニメの本来の持ち味。その持ち味が今回のポニョでは存分に現せたのではないかと思います。映画後半の荒れ狂う海が生き物そのものとして表現される様は、圧倒的でした。CGを使って精彩にリアルな表現を苦心するのとは全く違い、映像として少ない情報でありながら、あり得ない事をあり得る様に思わせる事ができるのは、アニメーション本来の面白さかもしれません。そんな所に今回はホント拍手です。
ただストーリーや設定は、手描きにこだわった映像の表現程には抜け切らなかった感が正直残りました。思い切ってもっと付属の設定を削っても良かったのでは?どこか現実世界との接点を持たせておきたいという意図の様にも思えますが、それらを切ってメインのストーリーだけをもっと誇張しても充分に宮崎監督が伝えたいことは伝えられたのでは?と思ってしまいます。
もっとファンタジーでいいのになあ。好き勝手な事を書いてしまいますが、「どうぶつ宝島(アイデア構成 :宮崎駿)」に釘付けになっていた宮崎好きの愚痴と聞き流して下さい。

映画を見終わった後、館内のショップで雑誌取材でお世話になったカメラマンの方に偶然出会いました。同じ上映に家族で来られていました。無防備な所を見つかった気分です。不審な挙動を撮られていないかちょっと不安。(笑)

「崖の上のポニョ」公式サイト:[c] 2008 二馬力・GNDHDDT

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