
結婚する機会に家を持ちたいと、初めて(ホントに)若い施主さんがフィアンセを連れて来られるやいなや、その日のうちに敷地を見に行ったのが今回の出来上がった小住宅。住宅金融公庫で借りる事のできるキチキチの敷地面 積。2世帯で住みたいと言うにはキチキチの床面積。夢は膨らむのにキチキチの予算(失礼!)。だけど、幸せ一杯のナオ吉とモエ吉の「吉2ハウス」です。
一階にはお婿さんのご両親が住まわれ、お風呂は共有です。二階は若い2人の住まい。階段室を家のほぼ真ん中に据え、回遊出来そうな一室空間になっています。プラス、屋根裏のロフト。
二階の階段室はポリカーボネイト板で囲い、夜になると行灯のようにリビングを柔らかく照らします。
01「 外観 」
ほぼ南北を山に挟まれたような敷地。静かな時間が流れています。
02「 外観 」
ほぼ全景。変型した五角形のプランなので、このぐらいの角度が一番大きく見えます。雨戸の様に見えるのは片引サッシの戸袋です。残念ながら動きませんが、印象的なアクセントになっています。
03「
玄関 」
玄関を正面に見据えたところ。このでっぱりは少し浮いた様にも見えます。外壁はガルバリウム鋼鈑の素地波板。板金屋さんが綺麗に貼ってくれました。
04「 玄関ホール 」
オープンの棚になった下駄箱。乱れるのを心配されていましたが、綺麗に整頓されてそのまま使われています。
05「 1階リビング(親世帯) 」
施主さんのお母さんが住まわれます。天井は普通のラワンベニヤ板ですが、綺麗な目のものが揃い、とてもスッキリした印象です。
06「 1階寝室からリビングへ 」
奥の寝室からリビングを見たところ。窓の前あたりにはダイニングテーブルが置かれます。
07「 階段室 」
ポリカーボネイトの波板に囲われた階段室です。ぼんやりとした光が溢れています。
08「 2階洗面所 」
階段を上がったすぐ脇に洗面所があります。北側の山を借景に一番贅沢な空間かも知れません。カーテンに囲われているのは小さな寝室。
09「
2階リビング(子世帯) 」
Fixの開口がある角に向って、スボンだようなリビングになっています。本棚は大工さんの手作り。壁付きの照明はそれぞれの下にスイッチがあります。
10「 2階リビング 」
寄棟になった天井の一つはトップライトになっています。トップライトに向かっているようなハシゴからはロフトに上がれます。ロフトの下はキッチン。必要に応じてポリカーボネイトのパーティションで区切れます。
11「 キッチン 」
ロフト下にあるキッチンは大工さんの造作で作りました。ステンレスの天板は工務店さんの工場に残っていたものを利用。 とても素朴な感じのするキッチンです。
12「 行灯? 」
ポリカーボネイトに囲われた階段室は、家のほぼ中心にあり、夜になると照明で行灯の様にぼんやりと光ります。 リビングの照明を消すとちょっとしたバー気分。リビング側のポリカーボネイト板は平坦なものを使っています。
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完成年月:2001年
このページの本文中の写真撮影:絹巻写真事務所>