CAFE CRYSTAL SUMOTO

【カフェクリスタル・スモト】

兵庫県洲本市(淡路島)の中心にアルチザンスクエアという複合的商業施設があります。
この「カフェクリスタル洲本」はその中心となるガラス張りのテナントスペースに計画されました。施設の建設当初はガラス工房として用意されたものですが、我々の計画スタート時もまだ、鉄骨むき出しでスケルトン状態のままになっていました。
カフェ・レストランとして計画するにあたり、ガラス張りの大空間も迫力はありますが、内部から見える風景が思う程に開けない事と、オープンすぎる空間では落ち着いた食事も出来ないという判断で、木製ルーバーで囲ったダブルスキンのような計画を提案しました。
1階はダイニング、2階はラウンジ&バーという構成になっています。


アルチザンスクエアは旧カネボウ工場跡を利用した施設で、外観は古びたレンガに囲まれています。鉄骨で組まれた新しい建物が、レンガ造りの古い建物に挿入されたような姿をしています。


左の写真は、1階のカウンター席から振り返ったところ。
中の写真は、2階に上がるらせん階段です。らせん階段は適度に光を通すテントに包まれ、柔らかな光のトンネルの中をタイムスリップするかのように登り降りする事ができます。
右の写真は1階奥にあるトイレスペースへの扉、天井まで届く大きな引き戸です。




2階にあがると、少しだけ贅沢な大人の空間?
元々にあった手すりを壁で囲い高めにしてしまう事で、1階から隔離された落ち着いた空間になっています。天井に光る円い照明はトップライトにもなり、その中にはちょっとした仕掛けが隠されています。


奥にはバーコーナー。
そして上から覗いた1階の風景です。バーコーナーの収納の背中が黒光りし、吹き抜けの照明を映し込んでいます。




エントランス。ルーバー、そして朝の風景です。昼間には天気が良いと、ルーバーの隙間からシャワーのように光がさして来ることもあります。



完成年月:2006年3月

このページの本文中の写真撮影:下村写真事務所

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